このほど、中華全国専利代理師協会の第11回全国会員代表大会が開催された。開会式には、中央統一戦線部、最高人民法院、民政部などの関係者が出席し、中国国家知識産権局党組書記、局長の申長雨氏が演説を行った。そのほか、中国国家知識産権局の関連部門や各地の知的財産権管理部門、関連協会の担当者、代理師協会及び各地の知的財産権代理機構の代表等300人余りが参加した。
(写真出典:中華全国専利代理師協会)
大会期間中、中華全国専利代理人協会は交代選挙を行い、参加者による投票の結果、賀化氏が引き続き会長に選出された。副会長には、永新知識産権管理パートナーである蹇煒氏ら計15人が選ばれ、新秘書長は趙建軍氏となった。蹇煒氏は2019年の第10回大会でも副会長に選出されており、今回は再選となる。また、今大会では、第11期理事会理事237人と常務理事79人を選出し、第10期理事会活動報告と財務報告、代理人協会定款改正草案などの事項を審議、採択した。
(1列目の右から6番目が永新知識産権管理パートナーの蹇煒氏、写真出典:中華全国専利代理師協会)
第8回知的財産権フォーラムでは、永新知識産権のシニアパートナーである蔡洪貴氏が「特許無効と訴訟の視点から見た特許出願の質の向上方法」をテーマに講演を行った。特許出願、特に執筆の過程において、後続の特許無効及び侵害訴訟で問題が生じないよう、どのように安定して使いやすい高品質の特許を獲得したのかを、多数の事例と結びつけてわかりやすく説明した。出席した代表者からは、積極的なフィードバックと好評価を得た。
(講演を行う蔡洪貴氏、写真出典:中華全国専利代理師協会)