このほど、中国税関総署は『2022年中国税関知的財産権保護状況』を発表し、中国の税関システムによる権利侵害の取締り、特別行動の展開、サービス最適化措置などの面で最新の進展があったことを対外的に報告した。2022年、全国税関は知的財産権保護措置を計6.46万件講じ、実際に差し押さえた輸出入侵害被疑貨物は6.09万ロット、7,793.85万点であった。通年で受理した知的財産権税関保護届出申請は23,412件であり、21,356件が審査通過した。このうち、国内権利者の届出件数は15,091件であった。
税関が押収した侵害貨物の知的財産権の類型には商標権、特許権、著作権、オリンピック標章専有権などが含まれ、そのうち押収した商標権侵害の疑いのある貨物は7,632.31万点に達し、押収件数全体の97.93%を占めた。
(出典:中国知識産権資訊網)