このほど、中国国家知識産権局は、中国国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、2022年上半期の中国知的財産権の統計データを発表した。
専利:2022年上半期、中国の発明専利の授権件数は39.3万件であった。実用新案専利の授権件数は147.3万件であった。意匠専利の授権件数は38.3万件であった。国家知識産権局はPCT国際専利出願を3.3万件受理した。中国の出願人が「ハーグ協定」を通じて提出した意匠の国際出願は353件であった。専利復審の結審件数は3.1万件であり、無効審判請求の結審件数は0.5万件であった。
2022年6月末時点で、中国の有効発明専利件数は390.6万件で、同期比17.5%増加した。
商標:2022年上半期、中国の商標出願件数は367.4万件であった。マドリッド協定に基づく商標国際登録出願を2,699件受理した。商標異議申立の審査件数は8.1万件であり、各種の商標審判事件の審理件数は21.7万件であった。
2022年6月末時点で、中国の有効登録商標数は4,054.5万件で、同期比20.9%増加した。
地理的表示:2022年上半期、3つの地理的表示商品を認可した。地理的表示の団体商標、証明商標としての登録365件を認可した。専用表示の使用が認可された企業は2,239社であった。
2022年6月末時点で、地理的表示商品の認可は累計で2,493件になった。専用表示の使用が認可された企業は累計19,350社で、地理的表示商標の登録は累計6,927件になった。
集積回路配置図設計:2022年上半期、中国の集積回路配置図設計の登録出願件数は7,661件で、認可件数は5,233件であった。
2022年6月末時点で、中国の集積回路配置図設計の登録出願件数は累計7.4万件であり、認可件数は累計5.7万件であった。
2022年6月末時点で、中国国内の有効発明専利件数の上位3位の技術分野は、コンピュータ技術、測定及びデジタル通信であり、それぞれ全体の9.4%、7.6%及び6.8%を占めている。伸び率の上位3位は、情報技術管理方法、コンピュータ技術、医学技術で、それぞれ前年同期比78.5%増、32.3%増、27.1%増であった。