このほど、中国国家知的財産権局の知的財産権発展研究センターが発表した関連報告によると、現在、世界で発表された5G標準必須特許は合計21.7749万件であり、これらの特許は合計4.6879万件のパテントファミリーに関連している。そのうち、中国で発表された件数は1.8728万件で39.9%を占め、世界第1位となっている。米国が発表した件数は1.6206万件で34.6%を占め、第2位となり、その他の上位国又は地域には、韓国(4,293件、9.2%)、日本(3,736件、8%)及び欧州(1,833件、3.9%)となった。米中両国の5G標準必須特許の合計割合は74.6%に達しており、中国、米国、韓国、日本、欧州の5ヶ国又は地域が発表した5G標準必須特許の合計件数は世界全体の95.5%を占めている。
統計によると、5G標準必須特許の世界特許出願人のうち、ファーウェイは6,583件のパテントファミリーを保有し、全体の14%を占めた。特許出願人の米国、中国、欧州の3つの国又は地域におけるパテントファミリーの件数で見ると、ファーウェイが世界第1位であり、クアルコム、サムスン、LG及びOPPOがそれに続いた。また、世界の特許出願人上位15社のうち、中国企業が7社を占めており、米国、日本、欧州、韓国がそれぞれ2社であった。
出典:知識産権報