中国最高人民法院と検察院の活動報告によると、中国は知的財産権の司法保護を強化しなければならないと述べている。
2022年3月8日、第13期全国人民代表大会第5回会議第2回全体会議が北京人民大会堂で開催された
最高人民法院が全国立法会議に提出して審議した業務報告によると、2021年、最高人民法院は農業部等の部門と共同で種子産業に対する知的財産権保護を強化した。また、最高人民法院は知的財産権侵害の懲罰的賠償に関する司法解釈を発表し、895件の侵害事件の当事者に対して懲罰的賠償を実施した。2021年に中国の各級法院で結審した第一審知的財産権事件は、5G通信、バイオ医薬、ハイエンド製造等の分野にかかわる54.1万件であった。最高人民検察院の活動報告によると、2021年には前年比15.4%増の1.4万人が知的財産権侵害罪で起訴された。知的財産権事務弁公室が設立された後、最高人民法院は、20の省級検察院の刑事、民事及び行政検察の機能を統合することにより、知的財産権に対する総合的な司法保護を強化した。
出典：新華社
