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    知的財産権保護が強化され、外国企業からの中国ビジネス環境への信頼が高まっている



    中国国家知識産権局(CNIPA)が発表した最新データによると、2021年までに外国出願人が取得した特許の権利付与の件数11万件、商標登録の件数19.4万件で、それぞれ前年比23.0%増、5.2%増となった。そのうち、米国の出願人の中国における特許の権利付与と商標登録の件数は、上昇幅さらに大きく、それぞれ32.1%と17.3%であった

    国家知的財産権管理システムが受理した専利権侵害紛争は4.98万件で、前年比17.4%増となった。新たに25の知的財産権保護センターと快速法執行センターの運営開始を認可し、50の国家地理的表示商品保護モデルエリアの建設準備が進められている。

    世界知的所有権機関(WIPO)が発表した2021年のグローバル・イノベーション・インデックス(GII)で、中国は2020年から2つ順位を上げて12位となり、過去最高を記録した。

    2021年末、中国の1万人当たりの高価値特許保有件数は前年比1.2件増の7.5件であった。2021年の統計データによると、国の特許バンクにおける高価値特許の保有件数が増加し続けており、特許の種類の構造がさらに最適化されている。

    2021年末現在、中国大陸部(香港・マカオ・台湾地区を除く)が保有する10年以上の有効発明特許件数32.3万件であり、前年同期比27.7%増加し、中国国内の特許全体の11.9%を占め、第13次五カ年計画末期を0.6%上回った。国が海外で保有するパテントファミリーを用いた有効発明特許件数8.3万件に達し、前年同期比で21.8%増加し、このうち企業のイノベーション主体が90%近くを占めている。

     

    出典:中国知識産権報