このほど、商標オンラインサービスシステム「マドリッド商標国際業務」の出願機能が正式にオンライン化されたことに伴い、中国の出願人はマドリッド商標国際登録の出願、更新、譲渡、抹消等10件すべての業務をオンラインで取り扱うことができ、マドリッド商標国際登録業務は全面的に電子化された。
2021年、中国の出願人が提出したマドリッド商標国際登録業務のオンライン出願率は97%に達し、国際登録出願の平均審査期間は2ヶ月に短縮された。外国の出願人の権益を平等に保護するため、商標局は商標国際登録審査の質及び効率を全面的に向上させた。現在、マドリッド商標国際登録システムを通じて中国を指定する国際登録延長出願の審査期間は4ヶ月に短縮され、国際譲渡、変更及び更新の審査期間は1ヶ月に短縮され、過去最速の水準に達している。
次に、商標局は、「知的財産強国建設綱要（2021～2035年）」及び「『第14次五カ年計画』国家知的財産権保護及び運用計画」を積極的に徹底して実行する。商標登録利便化改革を継続的に推進し、商標の国際登録サービスレベルをさらに向上させ、国内企業の商標ブランドを中核とする国際競争の新たな優位性の育成を加速させ、イノベーション主体の発展をより推進させる。
出典：知識産権報
