このほど、国家知識産権局は、「商標審査審理指南」を公表し、2022年1月1日から施行することを公示した。現行の「商標審査及び審理基準」は同時に廃止される。
「商標審査審理指南」は、「形式審査及び事務業務」と「商標審査審理」の上、下2巻に分かれている。「形式審査及び事務業務」は25章からなり、商標審査審理の形式審査及び事務業務について系統的に、全面的に整理した。形式審査の一般的要件を規定し、 商標の各業務形式の審査業務基準を細分化した。商品役務分類、商標文字検索要素分類、図形要素分類及びその他検索要素分類を規定した。商標の更新、変更、譲渡等の手続の審査基準を明確にし、マドリッド商標国際登録出願、異議申立及び後続業務等の各業務の審査基準を説明し、商標費用、書類送達、商標ファイル、商標公告等の内容を規範化した。
「商標審査審理」は19章からなり、商標審査審理の実体性基準を整備した。法律法規改正の付帯要求を実行し、商標審査審理の原則、範囲及び基本概念を規定し、実体的審査基準の法律条項の立法意図に対する説明性及び指導性を強化し、基準執行の一致と個別案件審査の結合という実践的要求を明確にし、基準の指導性を強化するために指導事例を組み込み、凡例を追加して関連する注釈説明を補助した。
出典:中国知識産権報