このほど、国家知識産権局は、中国(江蘇)、中国(無錫)、中国(三亜)知識産権保護センター(以下、「江蘇保護センター」、「無錫保護センター」、「三亜保護センター」という)の設立に同意した。これにより、全国の知識産権保護センターの数は49に達した。
現在、江蘇省には7つの知識産権保護センターが配置されており、全国で知識産権保護センターの数が最も多い省の1つとなった。次世代情報技術、ハイエンド設備製造、バイオ医薬、新材料等の複数の戦略的新興産業に向けて知識産権の迅速な協同保護業務を展開することは、良好なビジネス環境を構築するための有効な措置であり、関連産業に質の高いサービスを提供するための有益な手段でもある。
三亜保護センターは、海南省が設立した最初の知識産権保護センターであり、海洋及び現代化農業産業に向けて知識産権の迅速な協同保護業務を展開し、地方の優位産業の高度化及び中核的な科学研究能力の集積を支持し、自由貿易試験区の知識産権保護体系の構築を推進する上で重要な意義を有している。
出典:国家知識産権局