2019年12月19日~21日、中華全国専利代理人協会(以下、代理人協会)第10回全国会員代表大会兼第7回知的財産フォーラムが北京で開催されました。開幕式では、国家知識産権局特許庁の徐治江副局長が司会しました。国家知識産権局及び各地の知識産権局の関係者、中華全国専利代理人協会及び各地の知的財産権代理組織の代表ら約300名が大会に参加しました。
開会式には国家知識産権局の申長雨局長が出席しました。申長雨氏は、専利代理は専利制度全体の重要な構成部分であり、発明者と審査官との間の橋渡しとなり、国家知識産権局から重視されている点を指摘しました。申長雨氏は、2013年以降展開された事業の成果について十分に評価し、専利代理業の次なる発展と代理人協会の新たな理事会及びその事務局のについて貴重な意見を提出しました。
大会の期間中、代理人協会理事会は理事交代選挙を行いました。国家知的財産権局の賀化副局長は、代理人協会の新1期会長に選ばれ、永久新知的財産権管理パートナーである蹇炜氏、他11名が副会長に選ばれました。大会では、第10回理事会理事199名、常務理事55名を選出するとともに、「中華全国専利代理人協会第9回理事会の事業報告」、「中華全国専利代理人協会第9回理事会財務報告」、協会の名称変更事項、会費調整案、代理人協会の定款修正草案などを審議し、採決されました。
ここ数年来、中国の特許代理業は大きく発展し、今年11月末までに、全国の専利代理機関の数は既に2,949に達し、専利代理人の数は2万人を突破し、2012年末と比較して、それぞれ1.9倍と1.5倍に増加しました。このことは、中国の知的財産権の発展を支え、サービス革新型の国家建設と、高いレベルの対外開放を促進するなどの面で、重要な役割を果たしました。