このほど、第11回(2019)CPCC国際著作権サービス年次総会が北京で開催された。中国著作権保護センターは、「2018年度中国ソフトウェア著作権登録状況分析報告」(以下、「報告」)を発表した。「報告」によると、2018年の中国コンピュータソフトウェア著作権登録件数1,104,839件となり、前年同期比で48%増加した。また、2018年に中国で28万人を超える著作権者がソフトウェア著作権を登録しており、前年同期比で55%増加した。
「報告」によると、2018年の中国のAppソフト、ゲームソフト、金融ソフト、教育ソフト、医療ソフト、ユビキタスネットワークソフト、地理情報ソフト、クラウドコンピューティングソフト、情報セキュリティソフトなど主要分野のソフトウェア登録件数はいずれも前年度より増加した。そのうち、Appソフトの登録件数は前年同期比で76%増加し、中国のソフトウェア登録総数の25%を占め、前年度より約4ポイント上昇し、中国で最も急成長した主要分野のソフトウェアの一つである。
2018年の全国各省市ソフトウェア登録件数トップ10は、広東省、北京市、上海市、江蘇省、浙江省、山東省、四川省、福建省、湖北省、河南省の順である。これらの地域のソフトウェア登録総数は85万件を超え、中国の登録総数の77%を占めている。そのうち、広東省のソフトウェア登録件数は約27万件となり、中国の登録総数の約24%を占め、3年連続で中国のソフトウェア登録件数第1位とだった。
出典:光明日報