世界知的所有権機関(WIPO)はこのほど、中国の技術系最大手企業ファーウェイが、2018年におけるWIPOの企業特許出願数で首位を占めたと語った。
この通信機器巨大企業であるファーウェイの公表された昨年の国際特許出願数は、史上最多の5,405件に達し、続いて、三菱電機(2,812)、インテル(2,499)、クアルコム(2,404)、中興通訊(2,080)となった。
WIPOによると、この特許協力条約制度によって、1つの出願を行うことで152の締約国で出願人に発明保護が提供される。
昨年の米国におけるPCT出願数は56,142件で最も多く、続いて中国が53,345件、日本が49,702件であった。アジアの出願人が全ての国際特許出願数の半分以上(50.5%)を初めて占め、次にヨーロッパ(24.5%)および北米(23.1%)となった。
教育機関の出願数では、カリフォルニア大学が501件の特許出願で首位にランクした。一方中国の大学では、深セン大学(201件で3位)、華南理工大学(170件で4位)、清華大学(137件で7位)、中国鉱業大学(114件で10位)などが、初めて上位10位にランクインした。
公表されているPCT出願のうちデジタル通信が最大のシェア(8.6%)を占め、コンピュータ技術(8.1%)と電気機械(7%)がそれぞれ2位と3位を占めた。 WIPOによると、出願シェアでトップ10の技術の中で、運輸部門が最も高い成長率(11.3%)を記録した。
出典:中国日報網